葉酸サプリ関連の情報(2)

葉酸サプリに関する情報をサイトから集めてみました。
管理人が浅い知識ながら、勉強して得た知識と合わせて載せてみました。

育児中、あるいはこれからママさんとなる方の参考になれば・・・・

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葉酸サプリ摂取も妊娠中の注意あり!

葉酸は妊娠中に摂取したい栄養素のひとつには間違いないのですが、
食事で摂れる葉酸もけっこうあり、サプリメントとしてだけではなくて、
食事から積極的に摂ることを勧める意見もあります。

 

 

※葉酸を多く含む食材は肉類、魚類、野菜、果物、乳製品です。
食材全体の中で葉酸を多く含む食材は「レバー」です。
鶏の生レバーの場合、100g中に1,300μg葉酸を含むそうです。
熱を加えるとこの葉酸含有量が変化するようですが、圧倒的に
多いのは、鶏のレバーのようです。

 

 

サプリメントとしての葉酸ではなくて、食事のなかで葉酸を・・・と言われる
根拠を追ってみました。

 

 

根拠1. サプリメントの安全性データが完備されていない
妊婦さんへの影響は妊婦さん(の協力)による臨床試験が必要。
その結果で妊婦さんや胎児にどういう影響があったかを把握する
必要があるが、このエビデンス(裏付けデータ)はない。

 

 

根拠2. 複数成分による副作用
複数の成分がサプリメントには含まれています。
この成分どうしによる相互作用がないと断定はできないし、その
データも示されていない。

 

 

根拠3. 過剰摂取
サプリメントは手軽に摂取できるもので、過剰摂取しやすい。

 

 

以下は管理人個人の私見で医学的知識のもとに展開できる見解では
ないことをお断りしておきます。

サプリメント(全般)の過剰摂取はたしかに過去において問題になったことがあります。
葉酸については、嘔吐・つわりがひどくなったなどの事例があったということです。

根拠1と根拠2については、葉酸サプリが製造・販売されるに至った歴史から観ていく必要が
あります。

 

 

葉酸は「神経管閉鎖障害」という病気の発症を低減させるものとして、2000年に厚生労働省が
その摂取を奨励してきたものです。神経管閉鎖障害というのは、脳・脊髄をつくるもとになる
神経管の細胞が正しく成長できなくなる障害です。
赤ちゃんの先天性疾患にひとつです。妊娠4週目から5週目の時期に発生すると言われています。

 

 

神経管閉鎖障害の赤ちゃんが生まれてきて、具体的にどんな症状が起こるのか?
●二分脊椎症
正しく脊椎が作られなかったために、下半身の神経障害がおきてしまう病気です。
脳からの指示が伝わらないので、下肢の障害があります。
運動機能、排便、性機能などに障害が発生します。

 

 

●無脳症
脳の大半、または部分が欠如しているか小さく委縮している状態の病気です。
頭蓋骨にも欠損を生じることもあります。
無脳症の胎児は高い確率(70~80%)で死産になると言われています。
無事に生まれても、脳に異状があり長くは生きることができないです。

 

 

●口蓋裂
口腔と鼻腔がつながった状態の障害です。摂食障害、発音障害があると言われます。
口から入った食べ物が鼻のほうへ入ってしまい、扁桃腺炎や中耳炎などに罹り易い
状態になります。

 

 

上にあげた神経管閉鎖障害の赤ちゃんの発生の事例が比較的多く見られたので
国としてなんとか神経管閉鎖障害を低減させたいと民間と研究を重ねて「葉酸」が
この障害に対して、有用だと判断して、推奨してきたといういきさつがあります。

 

 

私も含めて、「昔は葉酸なんて、なかったしそんなもの、飲んでもいない」と
20世紀に出産した世代は言います。

でも、国が神経管閉鎖障害の赤ちゃんを低減させようと動いたのです。
つまり、ひとり、二人という人数ではなかったのだということが容易に想像できます。

⇒厚生省(当時)参考資料

 

 

20世紀には世間では「神経管閉鎖障害」などとは言っていなかったと思われます。
生まれてきた赤ちゃんには気の毒な呼び方で恐縮ですが、いわゆる奇形児扱いだったと
思われます。

葉酸サプリの安全性を疑う意見もあるのは事実ですが、障害を持って生まれてくる
赤ちゃんを少なくするということ、葉酸の必要量を食事からだけでは賄えない
(お母さんがつわりがひどければ、食事から葉酸を摂るのは困難)ということがあり、
葉酸サプリの必要性は定着しつつあります。

葉酸の効果を確認するために妊婦や胎児を実験台にするなど、倫理上許されるはずが
ありません。
でも、国が推奨してきたということもあり、葉酸サプリはたくさんの女性に(男性も)飲まれています。
その結果、万人に何の異常もないと言うのは、いつわりだと思いますが、葉酸が障害を持って生まれてくる
赤ちゃんを少なくしているというのは、紛れもない事実であると思います。